自分のことを好きになるといいことがたくさんあります。この記事では自分のことを大切にする方法や、必要のない自己卑下をしてしまう人がどうしたら自分に自信が持てるかがわかります。
自分のことを好きになるのが難しいという方はこの記事を参考にして、もっと自分を好きになれるように意識をポジティブに向けてみましょう。
はじめに
「こんな自分じゃ誰にも相手にされない」
「どうせ私なんて…」
このように考えて落ち込んでしまったことはありませんか。つい自分のことを否定的に捉えてしまって無意味に落ち込んでしまう。よくあることですね。でも、これって加速度的に自分の魅力を下げてしまう、一番してはいけないことなんです。
この記事では、自分を愛することで得られるメリットや自分を好きになるためにするべきことを解説します。
これを読むことで、自分を好きになるためにはどうしたらいいのかがわかります。どんな自分も許して愛することができたら、これまで自己卑下で悩んでいたことも解決できたり、前向きな気持ちが取り戻せたりと良いことがどんどん増えていきます。
自分のことを見つめなおして好きになりたいと思う方は、この記事を読んで生活に取り入れてみましょう。
自分を愛せると起きるいいこと５つ
「自分のことを好きだなんて、恥ずかしくて人には言えない」
「自意識過剰だ」とネガティブに捉える方もいるかもしれません。
でも、ここでは自分を愛することを否定的に考えるのではなく、自分を好きになるとどう変わるのか、周りの反応がどう変わるのかを想像してみましょう。自分のことを愛することで得られるメリットを書きます。
自分に自信を持てる
自分を愛するということは、自分で自分のことを許して認められるということです。長所も短所も否定することなく認められる。どんな弱い自分でも認められるということは、自信を持てることにつながっていくでしょう。
自分のことを認め、愛することでますます自信を持てるようになり、「他人は他人、自分は自分」としっかりとした境界線ができるため、立ち振る舞いにも自信があふれるようになります。
相手を受け入れることに抵抗がなくなる
自分自身を愛せるということは、自分の受け入れがたい部分も受け入れるということです。
自分は完全ではなく欠点があるということを分かったうえで、それらをひっくるめて自分を認めることができてはじめて、自分のことを丸ごと受け入れられるようになります。
自分の欠点を認めることができるようになると、他人に対しても大らかに受け止められるようになるでしょう。
職場やプライベートの人間関係においても、相手の欠点に対して否定したり指摘することなく、相手を認めることができるようになり、良好なコミュニケーションがとれるようになります。
人間関係の幅が広くなる
自分自身を好きになると、周りの人に対して敵対心を持つことも避けられ、自然体で周囲と接することができるようになります。穏やかな空気を持つ人の周りには自然とその魅力に引き寄せられた人たちが集まり、いつの間にか良好な人間関係が作られていきます。
自分のことを認めることができないときは、周りの人のこともなかなか許せなかったり、些細なことで人間関係が壊れてしまったりすることもありますが、自分を好きになることで他人のことも受け入れられるようになり、だんだんと人間関係が広がっていくでしょう。
自分の感情を素直に見つめることができる
自分自身を愛せるということは、ネガティブな部分がある自分も受け入れられるということです。無理をして自分を偽ったり、仮面を被ったりする必要がありません。
自分の中で感じる感情がネガティブであってもそれを否定するのではなく、自然体で受け入れることができるため、常にニュートラルでいることができます。
怒りや悲しいという感情も、目を背けることなく向き合うことで消化していくことができます。
自己犠牲を払わなくてよくなる
「嫌われたくない」という思いから自己犠牲を払ってしまう人も多くいるでしょう。自分が我慢をすれば周りの人に認めてもらえるという期待により、そのような行動をとってしまっていることも。
自分のことを愛せると、周囲の目は気にせずにいられるようになります。自分のことは自分が一番認めているため、他人から認められないことの恐怖というのは必要がなくなるのです。
「嫌われること」に対して感情が薄れると、自己犠牲で他人に承認を求めなくてもよくなっていきます。
自分を好きになるためにすること５つ
コンプレックスを受け入れること
コンプレックスが強いのが原因で自分自身を愛せない場合には、コンプレックスをどうにか克服しようとするよりも、いっそのことそれらを自分の個性として認めて受け入れるように思考を変えましょう。
コンプレックスは解消しようとしても、次から次へとコンプレックスの原因は現れてしまうもの。
それに苦しめられるよりも、ありのままの自分を受け入れて愛することに集中してみましょう。
自分に自信をもつ
自分のことを愛するためには、自分自身のいいところを見つけて長所をのばしていくことはとても効果的です。
好きで没頭できること、誰にも負けない得意なこと、誰よりも頑張って身につけた特技…
自信を失いそうになったときは、ネガティブに目を向けることより、自分が自信を持てることに集中して思いを巡らせるようにしましょう。その回数を増やせば増やすほど、自分に自信がついてきます。
他人のことを否定しない
誰からも愛される人がしないことは、他人を否定しないこと。自分のことを愛せる人は、他人のことも認めることができるので、「あの人ってあんなだからそうだよね」など、悪口のようなことは言う必要がないのです。誰しもが否定的なことを聞かされると不愉快になるものです。
誰からも愛される人というのは、周りの人の気持ちにも気を配ることができるので、否定することよりも肯定することで周囲を安心させてくれます。そんな人の周りにはいつも人が集まってくるでしょう。
自分のことを一番に大切にしている
周囲の人から好かれたいという気持ちが先に立ち、自分のことは後回しにして周囲の意見を優先してばかりでは、自分のしたいことを考えることはできません。
自分を愛せるようになるためには、周りに気遣うのと同じように自分を大切に扱えるようにしましょう。自分をないがしろにしていると、必要のない自己卑下をしてしまったり、自己評価を低くしてしまいます。自分のことを愛せるように、自分のことを最優先で行動しましょう。
すぐに謝らない
ついつい口癖になってしまうのが、「ごめんなさい」や「すみません」。何も悪いことをしたわけではないのに、すぐに謝ってしまう癖。自ら自分の立場を低く見積もっているのと同じことです。
他人に何かしてもらったときや、ついつい「ごめんなさい」と口走ってしまうようなときは、極力「ありがとう」と感謝の言葉を口にするように心がけると自分を大切にしている実感を持つことができます。
自分を愛するために無理をすることはNG
自分を愛するためにできることは、一度自分を見つめなおして自分らしさとは何かを確認してみましょう。
自分を愛することへの努力は必要ですが、自分らしさからかけ離れてしまうようでは目的とはかけなはれていしまいます。ポジティブ思考を心がけることは、自分を好きになるための近道ではありますが、ネガティブな感情でいるときに無理にポジティブに振る舞うことは自分自身を偽ることになります。
その時の感情と向き合い、きちんと受け止めることで感情を安定させて、自分自身を受け入れていくことが可能になります。少しずつで大丈夫。どんな自分も許していけるように行動していきましょう。
まとめ
このページでは、「自分自身を愛するためにできること」をどのように行動していけばできるようになるのかをお伝えしてきました。
自分のことが嫌い、と思い込んでいるまま考え方を変えないままでは、自分を愛せる日はなかなかやってこない可能性があります。
毎日を充実させて楽しく過ごすためにも、自分を好きになる努力を始めましょう。何も特別なことをしなくても、小さなことから自分の良いところを見つけ、認め、褒めていくように心がけるだけでも、自分のことを愛せるようになっていきます。
自分のことを愛すれば愛するほど自信がつき、周囲の人との良好な関係を築くことができるようになります。自分に自信がなくて悩んでいる方は、ぜひ努力をはじめてみてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
